新築エアコンの設置場所、どこがベスト?徹底解説
新築の家を建てる時、多くの方が頭を悩ませるのがエアコンの取り付け位置です。
適切な場所に設置することで、空調効率が向上し、部屋全体が快適になります。
一方、誤った位置に設置すると、エアコンの効率が落ちるだけでなく、電気代が増加する原因にもなりかねません。
今回は、新築住宅にエアコンを設置する際に考慮すべきポイントについて詳しく解説していきます。
1. 日射を避ける
エアコンを設置する際に最も重要なのは、直射日光を避けることです。
直射日光が当たる場所にエアコンを設置すると、冷房効果が減少し、余計な電力を消費します。
特に、南向きの窓の近くや、昼間に強い日差しが差し込む場所は避けるようにしましょう。
理想的には、北側や東側の壁に設置するのがベストです。
2. 室内機と室外機の距離
エアコンの室内機と室外機の距離はできるだけ短く保つことが重要です。
距離が長くなると、冷媒の移動効率が悪くなり、冷房効果が減少します。
また、長い配管は取り付けコストも増加させるため、注意が必要です。理想的には、室内機と室外機の距離は3メートル以内に収めるのが望ましいでしょう。
3. 空気の流れを考慮
エアコンを設置する際には、部屋全体の空気の流れを考慮することが大切です。
エアコンの風が直接人に当たらないようにすることで、冷房病の予防にもなります。
特に、寝室ではベッドの位置を考慮して、直接風が当たらないように配置しましょう。
また、部屋全体に均等に冷気が行き渡るように、吹き出し口の方向を調整することも重要です。
4. 家具の配置
エアコンの効率を最大限に引き出すためには、家具の配置にも気をつける必要があります。
エアコンの前に大きな家具があると、空気の流れが阻害され、冷房効果が低下します。
できるだけエアコンの前は空けて、空気がスムーズに流れるようにしましょう。
また、エアコンの吸気口もふさがないように注意が必要です。
5. 天井の高さ
天井の高さもエアコンの効率に影響を与えます。
高い天井の場合、冷気が下に届きにくくなるため、エアコンの効率が落ちることがあります。
そうした場合には、シーリングファンを併用することで、冷気を効率よく循環させることができます。
また、エアコンの設置位置を少し低めに設定することで、冷気が部屋全体に行き渡りやすくなります。
6. 室外機の設置場所
エアコンの室外機の設置場所も非常に重要です。室外機は風通しの良い場所に設置することで、効率よく動作します。
狭いスペースや直射日光が当たる場所は避け、できるだけ陰になる場所を選びましょう。
また、室外機の周りには十分なスペースを確保し、熱がこもらないようにすることも大切です。
7. メンテナンスのしやすさエアコンのメンテナンスのしやすさも考慮に入れるべきポイントです。
フィルターの掃除や部品の交換が容易にできる場所に設置することで、エアコンの寿命を延ばすことができます。
特に、室内機は手の届きやすい高さに設置することが望ましいです。
また、室外機も定期的なメンテナンスが必要ですので、アクセスしやすい場所に設置しましょう。
8. デザインとの調和最後に、エアコンのデザインと部屋のインテリアとの調和も考慮に入れましょう。
エアコンは機能性だけでなく、見た目も重要です。
部屋の雰囲気に合ったエアコンを選ぶことで、快適さと美しさを両立させることができます。
また、エアコンカバーやカスタムパネルを使用することで、インテリアに溶け込むように工夫することも可能です。
新築の家にエアコンを取り付ける際には、これらのポイントを総合的に考慮することが重要です。
快適な住まいを実現するためには、エアコンの取り付け位置が大きな影響を及ぼします。家族全員が快適に過ごせるように、慎重に設置場所を選びましょう。
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神奈川厚木市・相模原市のエアコンやキッチン・風呂、浴室暖房の換気扇の取り付け・取り外し・交換工事なら株式会社Trust Oneをご利用ください。神奈川県を拠点とした空調設備の業者・専門家です。お客様に最適な設備を提供し、豊かで快適な生活環境を実現しています。
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